祝! 10万Hit記念SS!!

機動戦艦ナデシコ




足掻く者



中篇







現在、地球の三大企業を上げろと問われれば、誰でも同じ答えを返すだろう。

(すなわ)ち『クリムゾン』『ネルガル』『アスカ・インダストリー』である。


戦前、豪州から北米、そして南米へとその手を伸ばし、

既に北米を拠点とする一大帝国を築いていたクリムゾン・グループ。

戦中、戦争特需を背景に、日本を中心として亜細亜に一大勢力を築き上げたネルガル重工。

戦後、着実に業績を重ね上げ疲弊した前二社に追いついた、

西欧圏を中心とする一大企業アスカ・インダストリー。

これら三社が現在の地球の、つまりは太陽系のトップスリーである。

だが、それぞれに弱みはあった。



後継者問題である。



アスカ・インダストリーの跡取りとして自他共に認められていた会長の一人娘は、既に死亡していた。

そしてクリムゾンも、直系と傍流の孫の間で血で血を洗う激しい後継者争いが行われている。

また、裏工作の甲斐もあって明るみにはされていないが、『火星の後継者』と裏で繋がっていた事は

グループ全体にかなりの痛手を負わせていた。

ネルガルだけが後継者問題とは無縁であったが、派閥争いとは決して無縁では無い。

更に、統合軍の設立とクリムゾン主導のヒサゴプランによるシェア縮小が、今も後を引いている。

横並びの状態であるこれら三社は、現在地球の覇権をかけて、表に裏にと(しのぎ)を削りあっている。



時に、西暦2202年。

武力での争いが終わった今、時代は経済の争いへと移っていた。

経済の覇者こそが、宇宙の覇者となる時代である。







「所詮、ボク等の研究は実践してナンボですからね。今のボクは、太陽系一です。

 イネス・フレサンジュもタニ・カオルも、敵じゃないですよ」


ヤマサキ・ヨシオは、得意気に言った。


「フム………伊達に人体実験はしていない、という所かな?」


黒服の男が、問う。


「ま、そんな所です。倫理なんてモノに縛られている人には一生無理ですね、うんうん」

「フレサンジュ博士もタニ博士も、地球圏を代表する研究者だが」

「言ったでしょ? ボクは、太陽系一です」

「宇宙一では、ないのかね?」

「いやだなァ。ボクはそれほど図々しくないですよ。ハッハッハッ!」

「フン………それでこそ、我々クリムゾンが出資する価値もある、と言った所か」

「損は、させませんよ」


現在、ヤマサキ・ヨシオ率いる研究者グループは、クリムゾンに身を寄せていた。

無論、全員が元『火星の後継者』である。

クリムゾン・グループのお膝元、ニューヨークのマンハッタンにある地下施設、クリムゾン第13特別研究所。

彼等にとってこの場所は、言わば最後の砦であった。


「話は変わっちゃうけど………ここって大丈夫ですよね?」

「大丈夫………? ああ、あの王子様とやらの事を気にしているのかね?」

「そりゃしますよ。お陰で、ここ最近ろくな研究が出来なかったんですから」


―――気にする所が、違うだろうが。


この研究所の保安全てを取り仕切っている男は「まず命の心配をしやがれ」と思ったが、口には出さなかった。


「心配無い。ここのセキュリティレベルはAAA(トリプルA)だ。

 マンパワーも含めていくら掛けているのか、知っているかね?」

「いや〜、どうもボクは金銭に疎くて」

「安心したまえ。この研究所は、絶対に………」


「ボース粒子、検知ッ!」


血相を変えた研究員の一人が、突然報告の声をあげた。


「何だとッ!?」

「尚も、増大中ッ!!」

「馬鹿な、ジャンプだと!? ここに来た事も無い奴が何故………ガードに至急連絡! 警報鳴らせ! 今すぐだッ!!」


懐から銃を取り出し安全装置を外しながら、男は手早く指示を出す。


「了解ッ! ………何だよ、警報鳴らないぞ? そっちはどうだ?」

「駄目だ、連絡も取れない。おい、こいつは………」

「まさか………


ハッキングですッ!!」


「全員、退避だッ! ヤマサキ博士、貴方も………そこだッ!」


男が、ジャンプ・アウトしてきたモノに二連射をして、ヤマサキを庇いながら、遮蔽物(しゃへいぶつ)に身を隠す。

が、銃弾は空しく弾かれた。


「チッ、フィールドを張ってきやがったか。流石は王子様ってな。随分と手馴れて………」


銃声と同時に、男の頭が遮蔽物ごと吹っ飛んだ。


「うわ、スプラッタ」


飛び散った脳漿(のうしょう)を顔に張り付かせながら、ヤマサキは呟いた。

そして邪気の無い笑みを浮かべながら、ジャンプ・アウトした人物に声をかける。


「やあやあ、久しぶりだね、テンカワ君」





闇の王子、テンカワ・アキトがそこにいた。





「ウワーッ! 嫌だァ―――ッ!」

「あ、動かない方が良いよ。動くと………」


銃声と同時に、声を上げた男は胸に大穴を空け吹っ飛んだ。


「あ〜あ。だから、動いちゃ駄目だって言ったのに」


「イヤァ―――ッ!!!」


女の金切り声が研究室に響き、それをきっかけに二人を除いた全員がパニックに陥った。

悲鳴、怒号、絶叫が研究室を満たし、皆が皆、我を失い逃げ惑う。

そんな中、規則正しく聞こえる銃声。

黙々と、アキトは一人一人を撃ち殺していった。


「ドアがッ! ドアが開かないッ!」

「畜生! 死んでたまるかッ!」

「ガードは何してんだよォ! 誰か何とかしてくれよォーッ!」

「いやあ! やめてえ! 何でもするから殺さないでえーッ!」


逃げようとする者、抵抗を試みる者、泣き喚く者、命乞いをする者。

無表情のまま、アキトは殺す。

男も女も、分け隔て無く、淡々と。


―――う〜ん、この研究室は保安の為隔離されているからねえ………裏目に出ちゃったか。


ヤマサキは変わらぬ笑みを浮かべながら、仲間が撃ち殺されていく様子をのんきに眺めている。

彼には、余裕があった。

何故なら、自分はまだ殺されないだろうから。

殺されるなら、一番最後であると確信しているから。

そして、自分には切り札がある。

アキトが自分を殺す事など出来ない、最高の切り札が。


気付けば、アキトとヤマサキの他に、動くモノは無くなっていた。


「あ〜あ、みんな死んじゃった」

「………貴様も殺す。安心しろ」


アキトが、この時初めて口を開いた。


「そうはいかないんだなあ、これが。あ、ちょっと端末いじるけど、撃たないでね」


ヤマサキは、手馴れた様子で端末を操作する。

その動作にアキトは反応したが、引き金は引かなかった。

この部屋は、ラピスとアイスによって完全に隔離されている。

焦る必要は、無かった。


「そうそう。慌てる乞食は、貰いが少ないってね」

「………」


アキトは、ヤマサキに狙いを定めたまま動かない。


「愛想がないよね、テンカワ君は。ま、これ見てよ」


モニターに、大量のデータが映る。


「ね、分かるでしょ? ボクを殺すと、大変な事になっちゃうんだなあ、これが」

「………」


アキトは、無言のままである。


「アレ、分からないかな? あ、そうか、そうか! テンカワ君は、目が悪かったんだっけ。

 って、いけない、いけない! 目だけじゃ無くて、五感全部が駄目だったんだ!」


ヤマサキが、楽しそうにはしゃぐように言った。


「いや〜、ボクも気がきかないよね? じゃあ、説明してあげる。ボクッて親切だよね、ホント。

 要するにこれは、君に投薬したナノマシンや薬のデータだよ」


アキトは、静かに銃を構えている。


「これさえあれば、君の体は元通りって訳さ。おっと、動かないでよね? 話はまだ、終わってないんだから」


アキトの表情は、変わらない。


「(おかしいな………ボクの計算だと、ここで動揺する筈なんだけど)

 ああ。言っておくけど、このデータはほんの一部に過ぎないからね。

 あとは、ぜ〜んぶボクの頭の中さ。要するに、ボクが死んじゃったら
パァ!

 って訳。理解してくれた?」

「ああ」


短い返事をすると、アキトは無造作に引き金を引いた。



「グアァ―ッ!!!」


絶叫が響き渡った。


「ボッ、ボッ、ボッ、ボクッ!! ボクッボクッ!!

 うでッ、うでッ………パァッ!! パァパァッ!! 死ん………パァッ!! パァパァッ!!!」


右腕の吹っ飛んだヤマサキが、床を転げ回りながら言葉にならない言葉を吐き出す。


「人の言葉を喋れ」


律儀に返事をしながら、アキトは再び銃を撃った。



「ガァ――ッ!!!!」

咆哮が響き渡った。


左足の吹っ飛んだヤマサキが、床を転げ回る。

痛みの余り、残った腕で己の体を掻き(むし)る。

皮膚を裂き、肉をえぐり、爪を剥して、なお掻き毟る。


「痛いか?」


空薬莢を捨て、弾を込めながら、アキトが問う。そして―――


「良かったな」


―――そして、再び銃を撃つ。

左肩を、左膝を、下腹部を、アキトは無表情のまま撃ち続けた。


「ガッ! ギャッ、グッ………ガアァァ――――ァアッ!!!」


悲鳴にならない悲鳴を撒き散らす、ヤマサキ。

四肢が吹っ飛び、のた打ち回る事すら出来なくなった、ヤマサキ。

(あぶ)られた芋虫の様に(うごめ)く、ヤマサキ。


ヤマサキは、叫ぶ。

意味の無い言葉を、ただ叫ぶ。

喉も裂けよと、狂ったが如く叫ぶ。


出来る事は、他に無かった。







アキトは無言のまま、ヤマサキだったモノを見つめている。

漸く叶った、復讐。

あれほど願った、復讐。

心焦がした、復讐。

しかし、アキトは何も感じなかった。


―――アイス。


アキトは、心の中でアイスに呼びかけた。


「(何でしょうか、アキト?)」

「(潰しておけ)」

「(良いんですか? 地上に、相当の被害が見込まれますが)」

「(かまわん)」

「(分かりました。この研究所を爆破します)」


地下にあるこの施設を爆破すれば、当然地上のビルも巻き込まれる。

そして、無関係の人間がまた大量に死ぬ。


しかし、アイスは実行する。

自分には、関係無いから。

今更だから。

何より、アキトの命令だから。


「ジャンプ」


揺らめく淡い光と共に、アキトは消えた。


―――さて、始めますか。


アイスのハッキングにより研究所のエネルギー機関が暴走を始め、そして五分後地上を巻き込む大爆発が起こる。

大規模な地面の陥没。

地上の、研究機関とは無関係な高層ビルが倒壊し、只そこに居ただけの人達が巻き込まれる。


罪の無い、男も。

希望に満ちた、女も。

無垢な、赤ん坊も。

平和に暮らす、老人も。





闇の皇子による犠牲者の数に、千人単位の死傷者が加えられた。







地球の衛星軌道上から少し離れた空間に漂う、白亜の戦艦ユーチャリス。

その艦長席で、アキトは瞑目していた。

己の復讐に巻き込んだ犠牲者の事など、頭に浮かびもせずに。


「さて、ヤマサキも死にました。これからどうしますか、アキト?」


今後の方針を、アイスが問う。


「狩り尽くす」


アキトは、即答した。

その答えは、アイスにとっては予想通りの物である。


「了解しました。と言っても、後は全員収監されているんですけどね」

「他は?」

「現在では確認されていません」

「そうか。ならば、そいつ等を殺す」

「軍が相手になりますよ?」

「問題ない」

「犯罪ですよ?」

「今更だ」

「アキト、見つかッタ」


ラピスが、会話の途中に報告を入れる。


「何だ?」

「捕捉されました。戦艦ですね」

「数ハ、一隻。コッチに来ル」


―――単艦……軍とも思えないが、残党か?


「………何時も通りだ」

「分かッタ」

「グラビティ・ブラスト、スタンバイ。ジャンプ・シークエンス、起動します」


アキトは一瞬考えたが、潰す判断を下す。

軍であろうと火星の後継者であろうと、アキトにとっては全て敵。

敵は、殺す。

見知らぬ人間が何人死のうと、アキトの知った事では無かった。


「用意出来タ」

「ジャンプ」


ジャンプ・アウトする座標をアイスが3D化し、直接アキトの脳内に流し込む。

アイスと直接繋がっているアキトは、これによって例え知らない場所でもイメージングが出来るのだ。

つまりは、アイスの目が届く所ならば、アキトはどんな場所にでもジャンプが出来る事になる。

ダイレクト・リンクの、大きな副産物であった。


そして敵死角へのジャンプ・アウトによる、至近距離からのグラビティ・ブラスト。

ユーチャリスの必勝パターンである。

アキトは、戦艦クラスのボソン・ジャンプを実践レベルで使いこなしていた。

たった一隻のユーチャリスが、不敗を誇る理由である。


「ジャンプ・アウトしました」

「撃て」

「撃ツ」

「命中しました」

「ダメ。フィールド硬イ」

「次だ」

「グラビティ・ブラスト、第二射用意。ジャンプ・シークエンス、スタンバイ。

 それにしても、ナデシコ並みのディストーション・フィールドですね………………………










 あ、ナデシコBです、これ」










「何ィッ!!!?」










アキトは、ぶっ魂消(たまげ)た。










「用意出来タ。撃ツ」

「待て、撃つなッ! 発射中止だ、ラピスッ!!」

「………………………………………………わかッタ」


ラピスは、とても不満そうに返事をした。

命令前に撃とうとしたのは、ご愛嬌であろう。


「アキト、どうしますか?」


全く悪びれもせずに、問うアイス。


「………通信を繋げ」

「分かりました」

「アイス………」

「確認命令を出さなかったのは、アキトです」


自分は、何一つ悪い事などしていないかの様に、アイスは答える。


「………」


内心『この野郎』と思いつつも、それどころでは断じて無い。

まずはルリの生死を確認するのが先決であり、

二人がそんなやり取りをしている間に通信が繋がり、ユーチャリスのブリッジにルリの顔が映った。





「いきなり撃たれるとは思いませんでした、アキトさん」





地球連合宇宙軍少佐、ナデシコB艦長、ホシノ・ルリ。

彼女は、怒っているのかやるせないのか、何とも微妙な表情をしていた。


『電子の妖精』の異名を持つ、彼女。

火星の後継者の反乱を、たった一人で鎮圧した彼女。

その彼女にしても、こんな再会になるとは考えもしなかったのである。

そう、こんな再会である。

本来は、もっと感動的な再会の筈だったのだ。



涙を流しながら、アキトさんに帰って来て欲しいと懇願する私。

その涙に心を打たれ、ついには自分の下に帰って来てくれるアキトさん。

二人は、固く抱きしめ合う。

そして二人は、幸せに暮らすのでした。

あ、ユリカさんもいるから三人でしたね。

めでたし、めでたし。




とまあ、予定ではこんな感じの筈だったのだ。

ところが、実際はどうだ。

いきなり至近距離から、グラビティ・ブラストを撃たれた。

ナデシコは、ボロボロ。

死人や重傷者こそ出なかったものの、怪我人続出である。

むか。

段々、腹が立ってきた。

ここは一つ、将来の為にもキッチリと言っておかねば。


「聞いているんですか、アキトさん! 死人こそ出なかったものの………!」

「何の用だ」


憤懣やるかたないルリの言葉を、アキトが無情に遮った。


「………え?」


戸惑う、ルリ。

まさか、こんな言葉が返ってくるとは、思ってもいなかったのだろう。

何しろ、ルリはアキトにこのような態度を取られた事が一度も無い。

故に、ルリは今のアキトの冷たい返事に大きな衝撃を受けていた。


しかし、アキトにそんなつもりは無い。

そっけなく答えてはいるが、ルリの無事な姿を見て、内心胸を撫で下ろしているのだ。

『闇の王子』となった今でもルリは大切な家族であり、

彼女とユリカには心から幸せになって欲しいと願っている。

ただ、そこに戻るつもりは無い。


それだけの話であった。


「………私の言いたい事、分かってる筈です」


何とか気を取り直したルリが、言葉を紡ぐ。

しかし、アキトは答えない。

元々、ルリの無事を確認する為だけに通信を繋いだのであり、

無事な姿を確認した今、既に会話をする意味は無い。

ナデシコBには、ルリ以外にアキトの知り合いは乗艦しておらず、

ならば他の誰がいくら死のうと、アキトにとってはどうでも良い事である。


「分からないんですか?」


切ない顔で、ルリが問う。

しかし、アキトは答えない。


「分からない筈、無いですよね」


アキトは、何も答えない。


「だって………」


アキトは、何も答えない。


「だって、私達は………」


アキトは、何も答えない。


「私達は、家族………ッ!」

「ラピス」


ルリの言葉を遮り、漸くアキトが口を開く。

しかし、それはルリの名では無かった。


「………ナニ?」


少しの間のあと返事をしたラピスだが、その金色の眼は不安気に揺れている。

仮の話だが、もしもアキトがここで戻ると言えば、自分は捨てられると思っているからである。

無論、アキトがそんな事をする訳も無いが、ラピスは固くそう信じている。

だからこそ、アキトの続く言葉にラピスは恐怖を感じている。


「ジャンプの用意だ」


そして続いた言葉に、ラピスは歓喜した。


「分かッタ!!」


喜びの声を上げる、ラピス。

その返事の様子に、アキトは軽く驚いた。

彼女が明るく大きな声で返事をした事など、今までに一度も無かったからだ。


「ジャンプ・シークエンス、スタンバイOK!」


すかさず、アイスもラピスに続く。

無表情な彼女だが、見かけによらずノリは良いのだ。


「ま、待って! 待って下さい、アキトさんッ! 話はまだ………ッ!!」

「ジャンプ」


今更、言うべき事など何も無い。

ただ、彼女の前から姿を消すのみ。


――――――さよなら、ルリちゃん。


心の中で別れを告げて。

そしてアキトは跳躍した。





そうして、ルリは取り残された。





「……何故………」


彼女は、思う。

こんな筈ではなかったのに、と。

そう、こんな筈ではなかったのだ。

なのに、何故。

何故、こんな事に。


「………何故……何故なんですか、アキトさん………何故、戻って来てくれないんですか………


 アキトさァ―――――――――んッ!!!」





ルリの叫びが、艦橋に響く。

しかし、その声がアキトに届く筈も無い。

ルリの悲痛な叫びは、深遠の宇宙にただ吸い込まれるだけだった。




















たぶん続かない






後書き


どーも、いんちょです。

ナデシコSS「足掻く者」の第2話は、いかがな物だったでしょうか。

第1話で続かないとか言っといて何ですが、

この第2話までは書き終えていたので、せっかくだからとアップしたのです。


私は、嘘吐き。


何はともあれ、無事10万Hit。これからも、宜しくお願いします。

では。




2006/10/6

第2話を、中篇に変更。




続く


2005/12/20


By いんちょ



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