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同じ病気に二度かからないのはなぜ?

【B細胞が記憶する】
 はしかやおたふくかぜは子供のときにかかった後は、大人になっても2度とかかりませんが、それはなぜでしょうか?

 B細胞の役割はヘルパーT細胞から攻撃命令を受けると、ヘルパーT細胞のところに行って抗原を見せてもらい、 その抗原に合わせた武器(抗体)を作って、外敵をやっつけるということでした( 「免疫って何?」参照)が、 B細胞の役割はそれだけではありません。

 外敵を好中球やマクロファージなどの他の免疫細胞と共にやっつけた後、その外敵の情報を記録する役割があるのです。 抗体を作ったB細胞の一部はみずから記憶細胞と呼ばれる細胞に変化することでその情報を記録します。

 同じ外敵がやってきたときにはすぐに同じ抗体を持つB細胞が増殖することができ、1度目よりも速やかに外敵を やっつけることができるというわけです。はしかやおたふくかぜなどに2度かからないのは、はしかやおたふくかぜの 記憶細胞が残っているため、すぐに病原体がやっつけられるというしくみによります。予防接種はこのしくみを利用したものです。