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ドメイン名にはどんな種類があるのか(トップレベルドメイン)

【ドメインには階層がある】
 インターネットを利用するときに必ず必要になるのが、ドメイン名です。ドメイン名とは、サイトの情報などが格納されているコンピュータ (webサーバー)につけられた名前のことです。

 インターネットに繋がっているコンピュータはすべてIPアドレス(「インターネットはどのようにつながっているのか2(データの流れ)」参照)で識別されていますが、IPアドレスは「192.168.11.23」のような数字の列なので、サイトを閲覧するときに、この数字を特定しなくてはいけないことや、コンピュータの場所が変われば、IPアドレスも変更しなくてはならないといった不便なことがあります。ドメイン名を利用すれば、IPアドレスが変わってもドメイン名はそのままで、永続性が保たれたり、覚えやすいといった利点があります。

 このドメイン名は具体的にはどんなものかといえば、例えば、http://www.abc.co.jpというアドレスの場合、http://を除いたwww.abc.co.jpがドメイン名になります。このドメイン名の「www」はwebサーバー、「abc」は会社などの名前、「co」は会社、「jp」は日本であることを表しています。ちなみに、「http://」はサイトを閲覧するための情報をやりとりするプロトコルの名前で、「hyper text transfer protocol」の略です。

 ドメイン名は階層構造になっていて、「.jp」や「.com」のような階層構造の大元の部分はトップレベルドメイン(TLD)といって、さまざまな種類があります。大別すると、分野別トップレベルドメイン(gTLD)と国コードトップレベルドメイン(ccTLD)に分けることができます。

【gTLDには誰でも使えるドメインと審査が必要なドメインがある】
gTLDには現在のところ、次のような種類があります。
(1)従来から存在するもの
■ com 商業組織用/世界中の誰でも登録可能
■ net ネットワーク用/世界中の誰でも登録可能
■ org 非営利組織用/世界中の誰でも登録可能
■ edu 教育機関用/米国教育省公認の認定機関から許可された教育機関
■ gov 米国政府機関用/米国政府機関および認定インディアン部族
■ mil 米国軍事機関用/米国軍事機関
■ int 国際機関用/国際機関


(2)2000年11月から運用開始
■ info 制限なし/世界中の誰でも登録可能
■ biz ビジネス用/ビジネス利用者
■ name 個人名用/個人
■ pro 弁護士、医師、会計士など用/弁護士、医師、公認会計士およびそれらの分野のサービスを提供する組織
■ museum 博物館、美術館など用/他に公共の科学館、植物園、動物園等、およびそれらの施設に勤務する専門職員
■ aero 航空運輸業界用/航空運輸業界の組織および個人
■ coop 協同組合用/協同組合およびその下部組織


(3)2005年4月から運用開始
■ jobs 人事管理業務関係者用/米国人財マネージメント協会の会員、有給での人材管理業務経験者、資格認定機関からの認定を受けた者など
■ travel 旅行関連業界用/旅行業界部門に属する協会、団体、企業


(4)2005年6月から運用開始
■ mobi モバイル関係用/モバイル機器、サービス・コンテンツの提供者、モバイルオペレーター


(5)2005年9月から運用開始
■ cat カタロニアの言語、文化コミュニティ用/カタロニア語を用いる組織、個人


(6)2005年9月から運用開始
■ tel IPベースの電話番号利用/インターネットコミュニケーション空間における、世界共通のアイデンティティ、ブランドや名前を持ちたいと思う個人および企業
■ asia アジア太平洋地域の企業・個人・団体用用/アジア太平洋地域の法人


(7)2009年11月現在、準備中
■ post 郵便事業関係者用/郵便サービスを提供する世界中の公共および民間部門の組織・政府機関


【ccTLDには国別以外の用途がある】
 ccTLDは、国や地域別に定義されているドメインで、例えば日本を表す「.jp」、イギリスを表す「.uk」など、現在のところ252種類あります。 ccTLDは通常、その国や地域内に限定して使用できるのものですが、例外として、その国内で使われていることを想定しているものの、「.tv」(ツバル)、のように全世界の誰でも使えるようにしているドメインもあります。ちなみに「.tv」はTV番組のドメインとして使われたりしています。


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