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電力と電気量

【電力は仕事量】
 電力を表す単位としてW(ワット)が使われていることはよく知られていますが、電力の定義と言ったらなかなか 答えられないかもしれません。

 電力は1秒あたりの電気の仕事量を意味していて

 電力(W)=電流(A)×電圧(V)

で表されます。

 電流の単位のA(アンペア)は電荷が1秒間に流れる量で1C(クーロン)の電荷が1秒間に流れる状態が1Aです。 電圧は電流を流そうとする力で電位差ともいい、よく水圧に例えられます(電子と電流参照)。

 つまり電力は1Vの電圧で1Aの電流が1秒間にする電気の仕事量のことで、電圧が高いほど、 そして流れる電流が多いほど多くの仕事をすることになります。水圧に例えれば水位差が大きく、 水量が多い状態で水を流すとその水が何かにぶつかって押す力が電圧にあたります。

【電気代はワット時で計算する】
 また、1Wの電力を1時間使ったときの電力量を1ワット時といい、Whで表します。 家庭で1ヶ月に使用される電力量はこのワット時で表されていて、1Whあたりの電気料金を掛けると 1月あたりの電気代が計算できます。

 ちなみに電力会社との契約電流はよく30Aなどとアンペアで表されますが、これは家庭に送電される 電圧は一般的には100Vであるため、電力量は30A×100Vで3000Wという意味になります。 家庭で使用している電化製品、例えば消費電力が700Wと表示されている電気ストーブや600Wのエアコンなど 多くの電化製品を一度に使ってその消費電力が3000Wを超えるとブレーカーが落ちることになります。