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電子とは何か

【電気は原子の陽子と電子からなる】
 そもそも電気とは何でしょうか。自然界の物質は細かく分解していけばこれ以上分割できない状態の 物質の最小単位である分子にいきつきます。さらにこの分子を分解すると原子に分けることができます。

 水を例にとってみると、水をどんどん小さく分けていっていくとH2Oという分子になり、さらに分けていくと H(水素)とO(酸素)という原子になります。

 この原子の構造は原子核を中心にその周りの軌道上を電子が回っている形になります。 原子核はさらにプラスの電気を持つ陽子と電気を持たない中性子といった素粒子から構成されています。 水素原子の場合は陽子が1個、中性子が1個、電子も1個で構成され、酸素原子はそれぞれ8個ずつの陽子 と中性子と電子で構成されています。

 このように全ての物質は陽子と電子の形で電気を持っています。原子が外部からのなんらかの刺激を受けない限り、 プラスの電気を持つ陽子とマイナスの電気を持つ電子の数は同じで、電気的には中性が保たれています。

 例えば物をこするとこの電気的に中性な状態が摩擦によるエネルギーによって壊されてしまい、 陽子と電子のつりあいがとれなくなります。その結果、電子が物から飛び出してしまいます。 この電子が飛び出してしまう現象が静電気なのです。

 飛び出した電子は別の物に移動してしまい、電子が飛び出した物はマイナスの電気が減ったことにより陽子の数が電子の数 より多くなるので電気的にプラスになり、逆に電子が移動してきた物の方はマイナスの電気が増えたことにより 陽子の数より電子の数が多くなるので、電気的にはマイナスになるのです。これを帯電といいます。

 下敷きと紙をこすり合わせた場合、紙の電子が下敷きに移動して紙がプラスの電気を持ち、 下敷きがマイナスの電気を持つことになり、お互いが引き合って紙と下敷きがくっつくのです。