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宇宙の果てはどこまであるのか?

【宇宙は膨らんでいる】
 宇宙をどこまでも行くと、宇宙の果てに到着することができるのでしょうか?

 宇宙は137億年くらい前に超高温・超高密度の火の玉で、猛烈な勢いで膨張するというビッグバンによって できたと考えられています。このビッグバンでできた宇宙は今も膨張を続けているということがハッブル によって唱えられました。

 これは地球から遠い銀河ほど速いスピードで地球から遠ざかっている、つまり、宇宙空間が膨らむことで 銀河どうしも空間の膨張に合わせて同じ比率で遠ざかるということから発見されました(ハッブルの法則)。 このハッブルの法則から宇宙の年齢が137億歳であるとされているのです。

【宇宙の重力】
 また、この宇宙の膨張速度を決めるのは重力であり、重力の強さは宇宙にある物質の密度によって決まります。 重力とは天体表面上にある物体が、天体自体から受ける力のことで、万有引力と遠心力の合力ですが、実際の物質の密度がある値(臨界密度)以下なら、重力が弱くなって宇宙は永遠に膨張し(開いた宇宙)、その値よりも大きければ、重力が強くなって、宇宙はやがて膨張から収縮に変わり(閉じた宇宙)、ビッグバンでできた宇宙を逆戻りして最後には巨大なブラックホールとなって1点につぶれてしまうことになります。

【宇宙の果てとは】
 このように膨張している宇宙に果てはあるのでしょうか?
開いた宇宙であれば、膨張が続く限り宇宙空間が広がっていくので、果てはないと考えられます。 一方、閉じた宇宙では宇宙の広がりは有限なので、果てはありそうですが、実際には端っこのような ところはどこにもありません。それは宇宙が重力によって閉じていてどこまでも進むと、元の場所に戻ってきてしまうからです。