■ はっぴぃタイム教材体験
右脳教育に重点をおいた学習教材のはっぴぃタイムの資料請求をしてみました。右脳教育で有名な教育学博士、七田眞
先生が提唱し、「七田チャイルドアカデミー」という教室で実践されている教育法を家庭でも実践できるように開発
された教材です。
届けられた資料は七田式教育法の説明と「はっぴぃタイム」・「もっとはっぴぃタイム」の教材内容の紹介が記載された
パンフレットのみでした。この教材のメインとなるDVDのサンプルが請求した資料にはなかったので、内容については
パンフレットにある情報と実際に使っている人から借りたDVDを元に紹介してみます。
【右脳教育の効果】
教材の使用体験の前に、そもそも右脳教育がなぜ重要なのかについてパンフレットに記載されていた内容を紹介します。
右脳の働きは1981年に右脳の研究にノーベル賞が授与されたことからその働きが明らかになってきて、「イメージ脳」とも呼ばれているように、
直観的で映像を媒介として創造性・記憶・音楽・語学などに有効に働きます。右脳は超高速の一定のリズムで動くので大量のデータを一瞬のうちに
記憶できたり、英語が楽に聞き取れるようになったりと、記憶力や思考力、ひらめき力、絶対音感などの能力が秘められているというわけです。
一方、左脳は五感や記憶、計算、語学など理解と言語を中心につかさどる意識的な理屈の脳で、少しずつ理解しながら学習していくことに使われ
ます。大人になると左脳ばかり使って生活をしていて、右脳の能力はほとんど使われていません。
このような素晴らしい能力を秘めた右脳は幼児期に活発に働いているため、この時期に右脳の能力を引き出す訓練をすれば大人になっても右脳と
左脳をバランスよく使うことができ、勉強ばかりでなく、スポーツや音楽など、あらゆることに能力を発揮することができるということです。
パンフレットには3歳で円周率を100桁暗記したり、4歳で絵本をすらすらと読めるようになったという事例が掲載されていました。
【はっぴぃタイムの教材体験】
以上のように右脳の能力を引き出すには6歳ころまでの幼児期に訓練が必要になります。その訓練とはこの教材に含まれる「フラッシュ」
「ドッツ」という右脳を刺激するトレーニングです。これらはDVDに収録されています。このDVDと左脳教育用のワークブック(もじ用、かず用)
が教材の中心になっています。
この教材の最大の売りである「フラッシュ」は動物や国旗、ドッツ(数字を意味する点)などの画像が瞬時に次々と切り替わっていくもので、
これを見ているだけで右脳の回路が開けてきます。実際の切り替わる速さははっぴぃタイムのホームページにサンプル動画があるので、
そこで体感できます。
また、「ドッツ」は点のことでドッツが1から50までついた50枚のカードを瞬時に読み取って右脳の大量高速の処理能力を養うことができます。
私(管理人)が実際に借りてみたDVDでは「なんでもフラッシュ・食べ物」(下の画像)→「なんでもフラッシュ・ドッツ(数唱)」→
「おどってへんしん」→「なんでもフラッシュ・俳句」→「なんでもフラッシュ・ひらがな」→「なんでもフラッシュ・英語」→
「なんでもフラッシュ・漢字」→「しつけ・こんなときどうする?」→「右脳遊び」→「ひゃくだまそろばん」→「絵描き歌」→
「なんでもフラッシュ・ドッツ(引き算)」→「知識・いろんなくにへひとっとび」といった流れで構成されていました。時間は20~30分です。
フラッシュの合間に左脳を刺激するしつけや社会の知識に関するコーナーが挿入されていていました。
実際に子供に見せてみると、次々に出てくる映像を見た後で、どんなたべものが出てきたかを聞いてみると、順番どおりに覚えていました。
確かに子供と一緒にトランプの神経衰弱をやっていても4歳や6歳の子供に勝てません。このような経験からも幼児の右脳の能力がうかがえます。
【感想】
実際に試してみて、幼児の隠れた能力を垣間見ることができたので、継続すればそれなりに効果はあるのではないかと感じました。DVDを借りた
知り合いも4歳の子供に1年間やってみて、効果の片鱗が普段の生活の中で見え始めているということでした。
ただ、DVDを見ることが中心なので1カ月同じDVDを飽きずに見続けることができるかとか、DVDを見る時間が多くなりがちになるといったことなど、期待する効果を得るためにきちんと学習し続けられるかどうか懸念される部分もあります。
また、大きくなってからの効果がどれほどのものかということも分かりにくい部分もありますが、はっぴぃタイムのホームページで紹介されているようにこの七田式で育ち社会で活躍されている方々の例を見てみると、語学の習得が早いとか創造的な発想力といった効果が期待できるのではないかと思います(もちろん個人差はあると思います)。
今の社会で活躍していくためには単なる秀才型の豊富な知識を有することが重要ではなく、環境が目まぐるしく変化する中での適応力や独創性といったことが求められていると思います。このような観点からすれば、親としてはわが子が幼児のうちにできることはしてあげたいと思ってきます。
「はっぴぃタイム」と「もっとはっぴぃタイム」での取り組みはで2年間で割と短期間で終了できることと、費用も年間で4万円台とこの手の教育では気軽にできそうな価格なので試してみる価値は十分あると思います。
体験談募集!
実際にこの教材を使ってみた人の感想を募集します。このページで紹介させていただきます。
子供には失敗のない良い教材を使わせたいものです。是非、あなたの貴重な体験を教えてください。
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