子供のための家庭学習教材比較

幼児・小学生の家庭学習教材を比較しています。実際に使用した体験談や情報もお届けします。こどもちゃれんじ・進研ゼミ・Z会・天神などの情報が満載です。

■ 早期の英語教育は必要か?

【英語はいつから学ばせるべきか】
 幼児期や小学校低学年からの、英語教育・英語教材に否定的な考えをもたれている方は少なくないと思います。

 その理由としてよく挙げられるのが、「英語よりも先に、正しい日本語を覚えるべき」、「小さい時期はお稽古事よりも遊ばせておく方が重要」、「大人になってからでも英語はマスターできる」、「英語を勉強しても、普段使う環境でないと、忘れてしまう」などがあります。

 私自身も子供、特に幼児期の教育はそれほど必要ないのではないかと思っています。実際、英語の読み書きは中学校からの英語教育、いわゆる受験英語でかなりの部分がカバーできます。私も読み書きに関してはそれほど苦労はしないで済んでいます。

【幼児教育のメリット】
 ただ、なかなかうまくいかないのが、「聞きとる」ことと、「発音する」ということです。アメリカ人やイギリス人のように英語を母国語としている人々のように話すことは、コミュニケーションをとる上では通じればいいのですから、それほど重要ではないのですが、言っていることを正しく聞き取るということができないと、コミュニケーションが成り立ちません。

 英語に慣れる、英語を聞き取れる、いわゆる「英語耳」を養うには大人になってから訓練するよりも言葉を覚えるくらいの時期に英語に触れていた方がいいのは、経験上も理解できますし、実際、聴覚は成人よりも幼児期のほうが高音波音域の周波数を聞くことができ、すぐれているのですとも言われています。

 以上のことを考えると、単語や文章の意味や内容についてよりも、いろいろな英語の音に触れておくことは早い時期に行う意義はあるのではないかと思います。


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