いんちょの
ツーリング日記



関西編


その4





2003/7/3



5:30起床。今日は曇り。

さて、今日はどうしよう。

コーヒーを沸かし、一服しながら今日の予定を考える。



ふと、クソがしたくなった。



どうして朝コーヒーを飲むと、クソがしたくなるのだろう。

健康な証拠であろう、きっと。

久しぶりに野グソをする。


野グソと一言で言っても、やり方という物はそれなりにあるのだ。

まずは、穴を掘る。

この穴が浅く小さいと、漏れてしまうので気を付けよう。

地面が硬い時は、浅くても広く掘るべし。

準備も終わったところでズボンとパンツをスパッと下ろし、さあ、脱糞だ。

この時、キチンと狙いをつけないと、危険なので注意しよう。


………フゥ。


一仕事を終えた後、タバコを取り出し火を付ける。

勝利の一服である。


………………フゥ。


ケツ丸出しのまま煙草を吸う男の姿は、傍から見れば馬鹿丸出しであろう。

しかし、この勝利の一服は、不思議と止められないものなのだ。



嗚呼、世の中平和だなあ………………

神は天にあり、世は全て事も無し。

誰の言葉であっただろうか。



そんな事を考えるくらい、この一服中はとても平和な気分になるのだ。

ケツは、丸出しのままだが。

草が、チクチクとケツに当たるが。


さて、と。

一服を終え、ケツを拭いた紙に火を付ける。

クソの上の紙が、燃える燃える。

これが、ホントのヤケクソである。

穴を埋めて、ハイおしまい。

取り敢えず、鳥取にでも行くとしようか。



パンツとズボンを上げてからね。







8:30 出発。


途中、雨が降り出し、トホホのホ。

雨装備にチェンジし、ひた走る。


それにつけても、この夏用のオニューのジャケット。

雨が染みて、たまりません。

防水の筈なのに、店員の
嘘吐きッ!

よくある事ではありますが。







12:30 兵庫県の但馬にある道の駅『但馬ファームガーデン』にて、但馬牛のステーキを食す。

つもりであったが値段に挫け、牛トロ丼を食す。

ちなみに、ステーキの値段は\4,000であった。(税別)

で、牛トロ丼だが、確かに歌い文句にある様に、口の中でスッととろける。

とろけるのだが、逆に肉を食ってる気がしなかった。

でも、ステーキを食べたら食べたで「何の事は無い。ただのステーキだった」とか思うのだろう、きっと。


文句ばかりで申し訳ない。







更に雨の中を走る。

ひたすら走る。

寄り道をする気力が出ないのだ。

雨は嫌だ。

ジャケット、役に立たないし。







今日の目的地は、鳥取にある『こどもの国キャンプ場』である。

ここが良いと、琵琶湖のキャンプ場で出会った日本一周のおじいさんに聞いたのだ。


15:00 到着。

受付らしき所がある。よし、受付だ。


「予約は、ありますか?」


………何ですか、ソレ?

ここは、予約が必ずいるらしい。

しかも、有料らしい。

更には、\3,000以上するらしい。



こんな所のドコが良いのだ!!



私は、声を
にして、そう言いたい。

そりゃ、良いトコですよ?

設備的には、文句なしです。

たぶん。

でも、有料です。

しかも、めっちゃ高いです。

私は、声を
更に大にして、そう言いたい。

大体………


「隣にも、キャンプ場がありますよ」





………はい?





よくよく聞くと、隣に『柳茶屋キャンプ場』という物が、あるとの事。

勿論、そこは無料との事。


………間違えました。


そう言えば、そんな事を言っていたかもしれない様な気がしないでもないと言ったら嘘になると言えない事もない様な………


ま、問題ないでしょう。


無事、柳茶屋キャンプ場に到着出来ました。

キャンプ場には先人が三人いて、屋根付きの炊事場で談笑をしていた。

話の輪に加わり、雨が止むか小降りになるのを待つ。

雨の中テントを張るのは、とても大変なのだ。

待つ事、実に一時間。

無事、テントを張り終える事が出来ました。

ホッと、一息。

ああ、今日も煙草が美味い。

しばしボーッとする。


漸く動き出す気力も涌いてきたので、先程先人達に教えて貰った温泉に行く事にする。

防水のジャケットのハズが、全然役に立たず、濡れ濡れだから。

温泉途中に鳥取砂丘があるのだが、今日は疲れているので、観光は明日にしよう。


と思ったが気が変わり、途中寄ってみる事にした。


で、鳥取砂丘だが………










………ショボイ。










ハッキリ言って、ショボイ。

鳥取砂丘は、マジショボイ。

何で、こんなにショボイのだろう。

何かの雑誌で見た事のある写真と、全然違うのである。

もう、カメラマンの技術に乾杯だあッ!


何て思う人は、実際に歩いてみよう。

あるいは、一番高い所、低い所まで、じっくり歩いてみよう。


景色が、全然違って見えるから。


何を隠そう、実は私がそうだった。

実際に歩くと結構大変で、しかも場所によって景色がかなり変わるのだ。

『自分の足で登った山の景色は美しい』効果だろうが、事実印象は変わるので、ぜひ一度お試しあれ。

しなくても良いけど。

そして、最後に入り口まで戻った後、振り返ってみよう。

自分の付けた足跡が、砂に刻まれた線の様に見えて、結構オツなものである。



さて、一汗かいた後は温泉だ。

場所は、ツーリングマップルで確認済みだぜ!

目指せ、『砂丘温泉ふれあい会館』!



定休日だった。



………最早、これ位では驚かない。

三度目だし。

幸い、鳥取には温泉がいくつもあるので、次、行ってみよう。

目指せ、『みさき屋』!



閉まっていた。



17:00からであった。

現在、16:00。

むぅ………





次、行ってみよう。

目指せ、地図上では鳥取駅からすぐ近くの温泉!



分からなかった。



むむぅ………

やはり、1/14万の地図では、駅周辺を探すのは難しい。20:27 2013/03/12

こういう時は、素直に人に聞くべし。

ガソリンを入れるついでに、スタンドのオジさんにすぐ近くにある筈の温泉の場所を聞いてみた。


「そこの信号曲がって、すぐですよ」


本当に、すぐだった。

無事、到着。

そこは銭湯だが、使われている湯が温泉らしい。

こうして何とか、ひとっ風呂浴びる事が出来ました。

めでたし、めでたし。







19:00 全てが終わり、他のキャンパー達と一緒に酒を飲む。


「皆さんはツーリングに出てどのくらいですか? 私は4日目ですが」

「う〜ん、もう5年かな?」


ここの皆さん、全員が年単位でツーリングをしている人達でした。

強者共である。


その他、京都で行った風俗とか、エロの話で大いに盛り上がった。


0:00 眠くなったので、一足お先に失礼する。



今日は、疲れた。

しかし、終わり良ければ全て良し。

キャンプ場も見つかり、温泉にも入れ、楽しい酒も飲めた。

こうして考えると、言う事無しである。

そろそろ、寝よう。

明日は、休息日と決めてある。

何もしないで、一日のんびりしするのだ。

それでは、お休みなさい。

願わくば………





明日はマジで晴れます様にッ!!





その5へ続く




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